専業主婦がキャッシングするには?旦那にバレずに借りる方法

専業主婦だけれど、どうしてもお金が足りなくて、夫にも言いづらい…ということはありませんか?

妻が家計を一任されていると借金を抱えやすい傾向にあり、夫にお金が足りないと言い出せない場合が多いです。

お金の貸し借りはシビアな問題で、友人や親にも話しづらく、頼みにくいという方も多いでしょう。

借りたとしても後からトラブルになったり、信用を失ったりする可能性があります。専業主婦が夫に内緒でお金を借りる方法についてまとめました。

専業主婦がお金を借りる方法

専業主婦がお金を借りる方法は、働いている人に比べて限られていますが、いくつか方法はあるので、安心してください。

安全に利用しやすいものとして、

  • 銀行系カードローンを利用する
  • クレジッドカードのキャッシング枠を利用する
  • 生命保険契約者貸付制度を利用する
  • フリマアプリで不用品を売る
  • 質屋でブランド品などを売る

という5つの方法があります。それぞれの方法について説明します。

方法①『銀行系カードローン』を利用する

カードローンというと、安定した収入がないと利用できないというイメージが強いかもしれません。

総量規制の対象となる消費者金融は、原則自己収入がないと借入できないため、専業主婦は利用できませんが、銀行は総量規制対象外のため、専業主婦でも利用できることが多いです。

総量規制とは?消費者金融で専業主婦が借入できない理由

総量規制は貸金業法という法律の一部で、貸金業者(消費者金融やクレジットカード会社)が行う貸し付けは、本人の年収の3分の1を超えてはいけないという決まりです。銀行よりも消費者金融の方が審査が甘そうなイメージがありがちですが、そんなことはなく、無職だと申し込みすらできないのです。

消費者金融の中でもごく一部、配偶者貸付制度というルールを使って専業主婦でも利用できるものがあります。

ただし、配偶者貸付には配偶者の同意が必要で、夫に内緒で借入できないデメリットがあります。

専業主婦が利用できる消費者金融は、以下の2つです。

  • ベルーナノーティス
  • レディースフタバ

どちらも配偶者に安定した収入があれば利用でき、多くの女性利用客を長年サポートしてきた堅実な消費者金融です。

無利息サービス期間があったり、即日融資が可能であったりというメリットがあるので、夫の同意が得られるなら利用してみてください。

一方、銀行系カードローンは、配偶者の同意がなくても、ご自分の本人確認のみで申し込みができます。本人名義での借り入れとなるため、夫の勤務先情報などを入力する必要はなく、夫や勤務先に連絡がいくようなことはないので安心して利用できます。

専業主婦の借入上限額は50万円までと決められていることが多く、50万円未満の借入であれば収入証明書は不要です。

おすすめの銀行系カードローン

さまざまな銀行系カードローンがありますが、イオン銀行やネット銀行のカードローンは、お店に足を運ばなくても24時間いつでもWebから申し込めて利用しやすくおすすめです。

必要な本人確認資料を撮影してアップロードすれば、メールで審査結果が届き、借入がスタートする仕組みです。

全国的に有名で利用しやすい銀行系カードローン4種類を抜粋し、それぞれの特徴を表にまとめてみました。

借入条件はいずれも配偶者に安定した収入があること、借入上限額は専業主婦の場合50万円で、審査によってそれ以下に設定されることもあります。

年齢 金利 審査期間 返済方法 担保・保証人 口座開設 特長
イオン銀行カードローン 20~65歳 90万円以下は11.8~13.8% 数日 毎月20日にイオン銀行または他金融機関の普通預金口座から自動引き落とし 不要 不要 低金利
PayPay銀行カードローン 20~70歳 100万円以下は18.0% 仮審査最短60分 返済日を自身で設定、PayPay銀行普通預金口座から自動引き落とし 不要 必要 30日間の無利息サービスあり
セブン銀行カードローン 20~70歳 14.0~15.0% 借入まで最短2日 毎月27日にセブン銀行普通預金口座から自動引き落とし 不要 必要 スマホアプリで簡単に手続きできる
三井住友カードローン 20~69歳 1.5~14.5% 最短翌営業日 毎月5日/15日/25日/月末の4つから返済日を自身で設定、ATM、振込、口座振替による返済が可能 不要 不要 低金利
イオン銀行カードローン
カードローンの多くは最高金利が15%ほどですが、イオン銀行カードローンは低金利なのが特長で、長期の借入を考えている場合にはおすすめです。

イオン銀行の普通口座を持っていれば急ぎの融資も可能で、審査通過後、約5日でローンカードが郵送されそのカードで借入ができます。

3万円以下の借入であれば、返済は毎月1,000円から可能で返済しやすいです。

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)カードローン
カードローンでは珍しい30日間の無利息サービスがあり、翌月までに返済すれば利息は一切かからないことが何よりの特長です。30日以内に返済できそうな場合はぜひ利用したいカードローンです。
セブン銀行カードローン
「Myセブン銀行」というスマホアプリから簡単に申し込みができます。全国のセブン銀行ATMで利用でき、コンビニに寄るついでに手軽に手続きできるのが魅力です。手数料はいつでも0円、土日祝日の借入も可能です。
三井住友銀行カードローン
審査結果が出るのが早く、最短で翌日融資が可能です。振込専用のカードローンであれば、カードの到着を待たずに初回振込サービスを受けられます。最低金利が低く、提携コンビニでも手数料0円で利用できて便利です。

他にもお住まいの地域によって利用できる地方銀行のカードローンがあります。

地方銀行は利用できる地域を限定していることから金利が低いところが多く、ネット銀行に抵抗があるという方にもおすすめです。

銀行系カードローンの審査に通りやすくなる方法

銀行系カードローンを利用するには、審査を通過する必要があります。配偶者に安定した収入があるからといって必ずしも審査に通るとは限りません。

審査の基準は公表されていませんが、一般的に審査が通りやすくなるといわれている方法をご紹介します。審査を通過するために守りたいポイントは次の4つです。

  • 借入額は最低限に抑えること
  • 申し込みは1社に絞ること
  • 虚偽申告しないこと
  • ブラックリスト入りしていないか

借入額が多くなるほど審査は厳しくなるため、初めての申し込みの場合は、できれば10万円以下に抑えましょう。

利用額の大小が審査の対象にならない銀行もありますが、少額にすることで審査が通りやすくなることが多いです。

専業主婦の場合、借入上限額は50万円、カードローン会社によってはそれ以下に設定されているところもあり、審査の時点で返済能力が低いと判断されると上限額はさらに下がります。

気を付けたいのは、申し込みは必ず1社に絞ることです。審査に落ちるかもしれないからと、一度にたくさん申し込まないでください。

一度借入を申し込むと、お金に関する情報を保有している信用情報機関にデータが残ってしまいます。

銀行や金融業者は審査の際に必ず信用情報を照会しているため、返済能力がなく審査に落ちているのではないかと疑われ、審査に通りにくくなってしまいます。

短期間に複数の申し込みをして審査に落ちると「申込ブラック」と呼ばれ、通る審査であっても通らなくなります。

また、専業主婦だと審査に通らないのでは?という不安から、適当なパート先を書いたり、夫の収入を水増したり、夫の名義で申し込みしたり、虚偽の申告は禁止です。

審査側もプロなので嘘は見抜かれ、仮に審査を通過してもバレるとローン契約を強制的に解除され、借金を一括で返済しなくてはならないことがあります。

ブラックリスト入りしていないかも確認しておきたいポイントです。過去にスマホの料金を滞納したり、クレジットカードの支払いが遅れたことはありませんか?心当たりのある方は、信用情報機関に登録され、ブラックリスト入りしている可能性があります。

いくら配偶者が高収入であってもブラックリスト入りしていると借入ができず、専業主婦は配偶者の信用情報も審査の対象となるため、配偶者がブラックリストしている場合も借入できません。

過去にブラックリスト入りしていた場合、延滞解消から5年でデータは消えますが、心配な方は信用情報機関に開示請求して照会しておきましょう。開示請求は、書面やスマホからもできます。

  • CIC(シーアイシー)…クレジットカード、消費者金融、携帯料金などの情報
  • JICC(日本信用情報機構)…クレジットカード、消費者金融などの情報
  • KSC(全国銀行個人信用情報センター)…金融機関、奨学金などの情報

銀行系カードローンのメリット・デメリット

銀行カードローンのメリットとデメリットをまとめると、以下のようになります。

メリット 銀行が運営しているという安心感がある
無担保・無保証人で利用できる
借入限度額内なら何度でも利用できる
利用用途が自由
デメリット 融資までに時間がかかることがある
返済の自由度が低い(指定された日に一定額を返済する必要がある)
目的別ローンよりは金利が高く、返済期間長引くと支払い総額が増える
 他のローン審査に影響が出る(住宅ローンや自動車ローンなど)

銀行よっては定期的に借入条件の見直しがあり、変更されることもあるため、利用する際は最新情報を入手し、必要書類とともによく確認してから申し込んでください。

方法②『クレジットカードのキャシング枠』を利用する

クレジットカードには、買い物のときに使う「ショッピング」枠に加えて、「キャッシング」枠があります。普段使うのはショッピング枠なので、キャッシング枠は意外と知られていない機能でもあります。

キャッシング枠とは?
クレジットカードに付帯している借入機能のことです。一般的に、クレジットカード全体の限度額はショッピング枠となっており、その中にキャッシング枠が決められています。キャッシング枠を利用すれば、ATMなどを介して現金を引き出すことができます。

現在お使いのクレジットカードにキャッシング枠がついていなければ、改めて申し込みをして、審査を通過する必要があります。

しかし、クレジットカード会社は消費者金融と同じ貸金業者にあたるので、総量規制の対象になり、収入のない専業主婦は基本的に審査に通りません。

しかし、これまでのクレジットカードの利用状況や配偶者の借入状況に問題がなければ、審査に通る可能性があります。

銀行の審査と同じく、借入額は少額に抑えましょう。キャッシング枠には、ショッピング枠とは異なる借入上限額が設定されていれて、借入額を希望することができますが、5万円程度に抑えておきましょう。

専業主婦が本人名義のクレジッドカードにキャッシング枠を付けることはできないですが、配偶者貸付に対応しているクレジットカードや家族カードであれば、キャッシング枠を使うことができます。その場合、配偶者の同意が必要です。

配偶者の同意なしでキャッシング枠を使うには

専業主婦が自由にキャッシング枠を使えない原因は、総量規制です。配偶者の同意があれば利用できるキャッシング枠ですが、同意が得られない場合もあるでしょう。

少額でも構わないので、毎月安定して自己収入を得ることができれば、審査も通過しやすくなります。

働くことが現実的に難しいという専業主婦の方もいらっしゃると思いますが、短時間のアルバイトやパート、内職など少しでも収入を得られそうなら、配偶者の同意なしで利用が可能です。

クレジットカードのキャッシング枠のメリット・デメリット

キャッシング枠のメリットとデメリットをまとめると、以下のようになります。

メリット コンビニやATMで簡単に現金を手にできる
限度額の範囲内なら何度でも借入できる
デメリット 金利が高い(一般的に年15~19%)
ショッピング枠の限度額が圧迫される
ポイントは付与されない

クレジットカードのキャッシング枠は手軽に利用できる便利な機能ですが、ショッピング枠とは異なり、キャッシング枠には必ず金利が発生します。

お金を借りているという感覚も薄れやすく、借入額が大きくなっていくと返済が困難になりやすいので、利子も含めて計画的に返済できるか考え、上手に利用しましょう。

方法③『生命保険契約者貸付制度』を利用する

生命保険の中には貸付を受けられるものがあるので、今一度、契約内容を確認してみましょう。掛け捨て型ではなく、終身保険や個人年金保険など解約返戻金のある保険には契約者貸付制度があります。

自分が加入している保険であれば、収入の審査は必要なく、専業主婦でも安心してお金を借りられます。

金利は、契約している生命保険の利率に1~2%ほど上乗せしたものが多く、比較的低金利です。借入上限額は解約返戻金額の70~90%の範囲内とされます。保険会社や契約時からの時間などによって異なるので確認してください。

大きなメリットは、借りたお金をいつでも返済できることです。いつまでに返済するという決まりはなく、普通の融資のようにしつこい催促もありません。

まとまったお金ができたときに一括返済してもよいですし、一部を返済することもできます。

しかし、返済が長期化するとその分利息は増えるので、早めに返済して損はありません。急いで返済する必要がないと、後回しになりがちなので、計画的かつ意識的に返済するようにしましょう。

返済がまだ終わっていないのに保険が満期を迎えてしまった場合、受け取れる保険金から元金と利息が差し引かれ、実際にもらえる保険金が減ってしまいます。

また返済できず保険料も払えなくなってしまうと、保険契約がする失効可能性があります。

生命保険契約者貸付制度のメリット・デメリット

生命保険契約者貸付制度のメリットとデメリットをまとめると以下のようになります。

メリット 審査がない
返済の自由度が高い
デメリット いつまでも返済しないと利息が増える
返済できなくなると保険料が減ったり保険契約が失効したりする

方法④『フリマアプリ』で家にある不用品を売る

キャッシングしなくても、フリマアプリで収入を得るという方法があります。自分では価値を感じていなくても、欲しいと思う人は意外といるもので、ブランド品や洋服など、家にある不用品を基本何でも売ることができます。

最近では、住所や氏名を隠して取引できるようになり、スマホ一つで簡単に取引できるのがフリマアプリの魅力です。

買い手がつくまでの時間や品物のやりとりなどで入金までに時間は少しかかりますが、隙間時間にコツコツと売っていけば、数万円ほどの売上が期待できるでしょう。

方法⑤ブランド品を『質屋』に持っていく

質屋に品物を持っていくと、その価値に応じたお金をその場で借りることができます。

収入の審査などはなく、身分証明書だけで借りられるため、即日お金が必要なときには大変便利です。

ブランド品だけでなく、貴金属や時計、電化製品などでもOKです。

質屋は金融機関ではないので、もし返済できなかったとしてもブラックリスト入りすることはなく、質入れした品物が返ってこなくなるだけです。

ただ、質屋は利率が高いというデメリットがあるので、事前に調べてから行くのがよいでしょう。

借金が夫にバレないように気をつけるべきポイント

内緒でお金を借りられる方法をご紹介しましたが、キャシングする場合は、気をつけないと夫にバレてしまうこともあります。借金をバレないようにするために、注意したいポイントをまとめました。

郵便物は家に届かないように

キャッシングした場合、シール式ハガキや封筒などの郵便物が届くことがあり、誤って開封されるとバレてしまいます。

対策として、Webの明細書を利用したり、スマホのアプリを活用して、できるだけ家に郵便物が届かないようにしましょう。

返済は計画的に

返済が滞ると、借入先から督促の電話がかかってきてバレる可能性があります。金融機関はブラックリストに載る可能性もあるため、計画的に返済していきたいところです。

もし返済に困ったら自分から借入先に電話して早めに相談しましょう。

証拠を残さないこと

返済を口座引き落としにした場合は、通帳を見られないように気をつけてください。ATMで直接返済するか、ネット銀行ならスマホのアプリだけでやりとりできます。

カードローンのパンフレットやカードを見られてバレることもあるため、適切に管理し、証拠は残さないようにしましょう。

もしも借金が夫にバレてしまったらどうなる?

理解のある旦那さんならバレても返済に協力してくれるでしょう。しかし、法律上、配偶者の借金を返済する義務はなく、夫婦だからといって返済に協力してくれない場合もあり得ます。

夫に内緒でカードローンやキャッシングを重ね、多重債務に陥り返済できなくなった場合、債務整理せざるを得なくなります。

債務整理は借金を正当に解決するための一つの手段ですが、弁護士費用がかかる上、債務整理者や自己破産者として信用情報機関などに住所や名前が掲載されるので、最終的にバレてしまうでしょう。

債務整理や自己破産になると離婚の危機も考えられます。一人で背負い込まず、配偶者には早めに相談するに越したことはないでしょう。

返済できる範囲で計画的にお金を借りよう

生活費や子供の教育費が足りないなど、主婦が借金してしまう理由はさまざまです。

お金を借りるのは決していけないことではありません。やむを得ず借金しなければならないことがあるのが現実です。

お金を借りた場合に大切なのは、計画的に返済できるかということです。

専業主婦だからこそ借りる金額はきちんと決めで、しっかり返済しキャッシングを上手に利用していきましょう。

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